「低用量ピルと中用量ピルの違いが知りたい」
「ピルの種類一覧を比較したい」
「自分にはどれが合うのか知りたい」
——そんな疑問を持つ方は多いはずです。
ピルは目的やホルモン量によって種類ごとに特徴が大きく異なります。
この記事ではピルの種類一覧と違いをわかりやすく比較しながら失敗しない選び方まで解説します。
最後まで読めばピルに関する疑問がすべて整理できます。
結論:ピル選びは「目的」で決まる
| 目的 | おすすめのタイプ |
|---|---|
| 避妊したい | 低用量ピル |
| 生理痛を治療したい | 超低用量ピル |
| 生理日をずらしたい | 中用量ピル |
| 緊急避妊が必要 | アフターピル |
詳しい選び方は後半のピルの選び方|失敗しない3ステップで解説しています。
まずはピルの種類から確認しましょう。
👉 ピルの基礎から知りたい方はこちら:ピルとは?低用量ピルの基礎知識|仕組み・効果・不安をやさしく解説
ピルは主に4種類|一覧で比較
ピルは何種類あるの?
と疑問に思う方も多いですが日本で一般的に処方されるのは主に4種類です。
ピルの種類一覧を見ても「違いがよくわからない」と感じる方は少なくありません。
本記事ではピルの違いをわかりやすく整理しています。
| 種類 | 主な目的 | 保険適用 | 毎日服用 | 緊急用 |
|---|---|---|---|---|
| 低用量ピル | 避妊・生理痛改善 | ×(避妊目的) | ○ | × |
| 超低用量ピル | 月経困難症治療 | ○ | ○ | × |
| 中用量ピル | 生理日移動など | × | △ | × |
| アフターピル | 緊急避妊 | × | × | ○ |
低用量ピル
エストロゲン(女性ホルモンの一種)を50μg未満含むピルです。
毎日服用することで避妊効果は約99%以上。
生理痛の軽減や肌改善を目的に使う方も増えています。
ただし避妊目的では保険が適用されず自費診療になります。
低用量ピルの種類一覧や具体的な製剤名については、別記事で詳しく解説しています。
超低用量ピル(LEP製剤)
エストロゲン量が低用量ピルよりさらに少ないタイプです。
主に月経困難症(生理痛がひどい状態)の治療薬として処方され保険適用が受けられます。
避妊を主目的とした薬ではない点に注意が必要です。
中用量ピル
エストロゲンを50μg以上含むピルです。
ホルモン量が多い分、吐き気などの副作用が出やすい傾向があります。
生理日を旅行や試験に合わせてずらしたいときなど短期的な使用が中心です。
アフターピル(緊急避妊薬)
避妊なしの性交から72時間以内に服用することで妊娠を防ぐ薬です。
日常的な避妊手段ではなく、あくまで緊急時の選択肢として位置づけられています。
低用量ピルの世代の違い
低用量ピルは含まれる「プロゲスチン(黄体ホルモンの一種)」の種類によって第1〜第4世代に分けられます。
| 世代 | 主な成分 | 特徴 |
|---|---|---|
| 第1世代 | ノルエチステロン | 古くからある安定した成分 |
| 第2世代 | レボノルゲストレル | 血栓リスクが比較的低い |
| 第3世代 | デソゲストレル など | ニキビ改善効果が期待できる |
| 第4世代 | ドロスピレノン | むくみ改善にも効果的とされる |
世代が新しいほど優れているわけではなく体質との相性が最も重要です。
マーベロンやトリキュラーなど具体的な製品ごとの違いや特徴を詳しく知りたい方は
👉 低用量ピルの種類一覧|マーベロン・トリキュラーなど製品別の特徴まとめをご覧ください。
超低用量ピルとは?
超低用量ピル(LEP製剤)は低用量ピルよりもエストロゲン量をさらに抑えたタイプです。
日本では主に以下の目的で処方されます。
- 月経困難症の治療:生理痛が日常生活に支障をきたすほど重い方が対象
- 子宮内膜症の治療補助:医師の指示のもと継続使用するケース
- 過多月経の改善:経血量が多く、貧血になりやすい方にも処方される
保険適用で処方できるため費用を抑えながら治療できる点が大きなメリットです。
ただし、避妊効果は保険適用の対象外となります。
中用量ピルはどんな時に使う?
中用量ピルが選ばれる代表的なシーンは以下の通りです。
- 生理日の移動:旅行・試験・婚礼などのイベントに合わせたいとき
- 過多月経の治療:経血量が多く、日常生活に影響が出ているとき
- 月経困難症の治療補助:超低用量ピルで効果が不十分なケースなど
低用量ピルと中用量ピルの違い比較
「ピルの違いをわかりやすく知りたい」という方のために2種類を直接比較します。
| 項目 | 低用量ピル | 中用量ピル |
|---|---|---|
| ホルモン量 | 少ない(50μg未満) | 多い(50μg以上) |
| 主な用途 | 避妊・生理痛改善 | 生理日移動・過多月経 |
| 副作用 | 比較的軽い | 吐き気などが出やすい |
| 長期使用 | ○ | × |
| 保険適用 | ×(避妊目的) | × |
最大の違いは「ホルモン量」と「使用期間」です。短期か長期か、目的は何かで選択肢が変わってきます。
低用量ピルと中用量ピルの違いを避妊・生理移動・治療目的別にさらに詳しく知りたい方は
👉 低用量ピルと中用量ピルの違い|どっちを選ぶ?目的別に結論解説をご覧ください。
ピルの選び方|失敗しない3ステップ
「ピル 比較」「ピル どれがいい」と検索する方が最も知りたいのは自分に合ったピルの選び方です。
以下の3ステップで整理してみましょう。
目的を明確にする
まず「何のためにピルを使いたいか」を整理します。
| 目的 | おすすめのタイプ |
|---|---|
| 避妊 | 低用量ピル(第2世代) |
| 生理痛・月経困難症 | 超低用量ピル(保険適用) |
| 生理日をずらしたい | 中用量ピル |
| 肌荒れ・ニキビ改善 | 低用量ピル(第3・4世代) |
| 緊急避妊 | アフターピル |
目的が複数ある場合(例:避妊+ニキビ改善)は医師に相談しながら優先順位を決めましょう。
👉 避妊目的でピルを使う際の注意点はこちら:ピル服用中でも妊娠する?確率と注意点をわかりやすく解説
👉 飲み忘れた時の対処法はこちら:ピルを飲み忘れたらどうする?対処法と注意点
副作用リスクを考える
以下に当てはまる方はピルの種類選びに注意が必要です。
- 喫煙者(特に35歳以上):血栓症リスクが高まるため、医師への相談が必須
- 片頭痛がある方:エストロゲン含有ピルが使えないケースがある
- 35歳以上の方:ホルモン量が少ない超低用量・低用量ピルが比較的安全とされる
副作用リスクは個人差が大きいため自己判断せず必ず問診で確認しましょう。
血栓症の既往歴がある方や重度の高血圧がある方はピルを使用できない場合があります。
保険適用か自費か確認する
ピルの費用は目的によって大きく変わります。
| タイプ | 保険適用の条件 | 費用目安(月) |
|---|---|---|
| 超低用量ピル | 月経困難症・子宮内膜症 | 約1,000〜3,000円 |
| 低用量ピル(避妊) | 対象外(自費) | 約2,000〜4,000円 |
| 中用量ピル | 対象外(自費) | 約1,000〜2,000円 |
| アフターピル | 対象外(自費) | 約6,000〜15,000円 |
同じ成分のピルでも処方目的によって費用が異なります。
初診時に医師へ確認しておくと安心です。
目的別おすすめタイプまとめ
避妊重視
毎日決まった時間に服用する低用量ピルが最適です。
血栓リスクが比較的低い第2世代は長期服用にも向いています。
正しく服用すれば避妊効果は約99%以上です。
生理痛重視
月経困難症と診断されれば超低用量ピルを保険適用で使えます。
生理痛だけでなく、経血量の減少や生理前の不調改善も期待できます。
ニキビ改善
男性ホルモンの働きを抑える作用を持つ、第3・4世代の低用量ピルが向いています。
ただし、ニキビ改善を目的とした処方は保険適用外となります。
よくある質問(FAQ)
✔ 具体的な製品名で比較したい方は「低用量ピルの製品別まとめ」へ
✔ 用量の違いをさらに詳しく知りたい方は「低用量と中用量の比較記事」へ
どれを選べばいいか迷ったら?
ピルは体質との相性が重要です。
自己判断で選ぶよりも医師に相談して決める方が安心です。
- 通院が難しい方はオンライン診療も選択肢のひとつ
- 初回は相談のみでもOKなクリニックも増えています
- スマホで完結するケースも増えています
👉 まずは診療の流れを確認する:ピルのオンライン診療は安全?病院との違い・注意点をわかりやすく解説
📋 本記事について 本記事は一般的な情報提供を目的としています。
実際の処方可否・適切な種類の選択は医師の診察によって決まります。
気になる症状や不安がある場合は必ず医療機関にご相談ください。

